2012年3月12日月曜日

2012年3月11日(日)












その時間、
式典に参加する人。
海に行く人。
そして、1年前と同じ場所にいる人。

ボクは、式典に参加してきた。

正直、
地元を離れていた自分が後ろめたさというか、後悔の念というか、
そういったものがあったので会場に行くかどうか悩んだのだが、
つい母校に足が向かってしまった。

たくさんの人がいた。
いろいろな人がいた。


憤りを感じている人。
涙を流す人。
何も感じられない人。

実家でご飯をご馳走になった後、
釜石駅のキャンドルと鐘をつきに行ってきた。

夜だったのに、
すごい人だった。


友人にもたくさん会うことができた。

友人の上司とも知り合いになることができた。

釜石にいるやつでも、何にもできなかったっていう気持ちをもっている人がいる。
自分は被災者の気持ちでいたが、
あの地獄のような何日を過ごしている人の前では何の言葉も出なかった。


帰りの車の中で、号泣してしまった。

これからできることをがんばっていく。
笑顔にしていく。


行って良かった。
本当に良かった。

近くにいるのに行かないのは僕の中でなかったのだが、
本当に良かった。


あの日、
交通整理をしたのも、
何かをしていなければならなかったのも、
とにかく自己満足だった。

震災にかかわっていたいだけで、
被害者面したいだけで、
でもそんな自分がいやで。

そういう同じ感覚をもった友人にも会うことができた。


がんばっていこうと思う。

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