2011年11月14日月曜日

プロ。

プロとして生きようとすること(『プロの条件』(藤尾秀昭・著/致知出版より)

「プロ」であろうとすることについては、
ことあるごとに僕のブログでも様々な角度から見つめ続けてきた。


僕らはプロであるべきであり、
プロであろうとすることが成長へのひとつの手がかりとなる。

ビジネスにおいてもそうであるし、
ライフワークという大きな視点にたって人生を眺めてみても同じである。

僕らはプロであろうとすることで、
大きな成長を手に入れることができるはずだ。



たとえばこんな書籍がある。
今回はプロに関する一冊の本を紹介してみたい。

『プロの条件 人間力を高める5つの秘伝』
(藤尾秀昭・著、武田双雲・書/致知出版社)である。
文字数の少ない非常に触れやすい本である。


その中で紹介されている4つの「プロの条件」をご紹介したい。


それは、

1・自分で高い目標が立てられる人
2・約束を守る(成果を出す)
3・準備をする
4・進んで代償を支払おうという気持ちを持っている

である。


わかりやすく簡潔、
だがそれだけに重みのある内容ではないだろうか。


ちなみに著者の藤尾さんは、致知出版社の代表取締役社長である。
いわゆる現代の君子・聖人と呼ばれる多くの方々と交流されてきているだけに、
氏の言葉には、無駄が削ぎ落とされ洗練されたからこその重みがある。


高い目標、
約束、
準備、
代償、

それらをひとつたりとも落とさないのがプロである。



働く人、生きる人、すべてに問いたい。

目標を掲げることなく、
チャレンジから逃げていないか?

高い壁を目の前にしてすぐに投げ出していないか?

成果を出せなかったことを弁解していないか?

準備したと自信を持って言えるほど自らを鍛え上げているか?

ここからが仕事、
ここからがプライベートという安易な割り切りでプロであることから逃げていないか?

自らに投資することを惜しんでいないか?

簡単に物事がうまくいくことだけを願い、
 あなたが差し出すものを忘れていないか?


僕はそれをこの塾という場で問い続けてきた。
今も、これからも同じだ。


プロという崇高な使命と向き合うこと。
それは誰にとっても同じだろう。

ある人には自分のつとめる会社の中でかもしれないし、
ある人には自分が家事をするお家かもしれない。

場所や環境はなんであってもかまわない。
プロとして、それを全うする心構えを持っているだろうか。

僕らはそれを問い続けてはじめて、
成長という幸福へのはしごを見つけることができるのではないだろうか。


プロとして生きる。
プロであろうとして生きる。


大切なのはその心構えであろう。


プロとして高みへのぼろうとするとき、
 僕らは本当の成長を手に入れるのではないか。


僕はそう思う。

そして
僕が作ろうとする場にはいつもその志が脈打っている。

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