2011年10月17日月曜日

10月17日(月) がんばること。

僕の友達に散髪屋さんがいる。

隣の県でわりと大きい散髪屋さんを経営している。

4年前に2人の新人を採用したらしい。

仮に名前をA君とB君としよう。

A君は自分も散髪屋さんになりたいということで入社してきたらしい。

B君は散髪屋さんは不況に強いということで入社してきたとのことだった。

彼の散髪屋さんは面白いシステムを採用していて、年に2回コンテストみたいなのを開いている。

例えば、
「角刈り」ってテーマが与えられると、コンテストの日に角刈りの大会を開いている。
(モデルの人の髪を切って社長が評価している)。

それに合格すれば少し給料がアップして、
不合格になればお客さんの角刈りをすることを許してもらえないらしい。


二人ともコンテストの3週間くらい前から、
一生懸命に角刈りの練習をするから、どちらも大体合格するらしい。


4年たった今二人が合格した数は全く同じだ。

どちらかといえば、B君の方が点はよかったらしい。

でも、今回不況になったためにどちらかを解雇しないといけないという‥


解雇されるのはBくんになるらしい。

Bくんの方が成績がちょっとよかったのに、社長はA君と仕事をしていくと決めたそうだ。

というより、
絶対にA君しかいないとのことだ。




理由を聞くとこうだった。



Aくんは散髪屋さんになりたいという夢があるので、
いつか自分の店を持つことを想定して、他にもいろいろカットが出来るらしい。

店が終わってからも練習したり、
休みの日にも散髪の雑誌を読んだり、
シャンプーとかの知識もいっぱいある。

なにより、
お客さんのことを一生懸命に勉強しているので、お客さんからの人気が半端じゃないらしい。



一方Bくんは‥


わりと器用だし、元々人間関係も上手なのでソコソコはやるらしい。

でも、
コンテストがあるから練習してるわけであって、
基本的に言われたことだけしかやらないようだ。

安定しているからという理由でこの業種を選んだこともあって、
休みの日は自分の自由な時間を楽しんでいて、Aくんとの総合力の差は雲泥の差だという。



この二人が、
 これからもし自分の店を持ったとするとおそらく差はさらに開いてゆくだろう‥








この話は創作だ。

別に散髪屋さんじゃなくても良かったんだけど、
 とりあえず適当に選んでみた。




あることを伝えたいためにだ。





散髪屋さんを大学に置き換えて欲しい。

だから4年間にしてみた。

コンテストは試験に置き換えて欲しい。

だから年に2回にしてみた。



なんのために大学に行くんだろう。

大学で何をするんだろう。

この4年間で信じられないほど差が付くのがわかるだろうか?




例えば、
公認会計士や弁護士や医師の勉強をしている人、

年数はそれぞれちょっと違うかもしれないが、卒業するといきなりエキスパートになる。


どうしてだろう?


それは、大学在学中の猛烈な勉強期間を経るからだ。


こういう人たちと戦う他学部の人はどうなんだろう?

それぞれの学部でそれぞれのベストが尽くせることがわかるだろうか?




例えば、
僕は法学部だったが奨学金の関係で成績表の提出があったり、
法学部卒の先生を目指していたからとにかく教育系の大学に負けないことをした。

だから、「教育」を勉強しまくった。


ある日いきなり、
塾や予備校で勉強を教えることが出来たのは、
大学時代に他の人より教育の意識を高く持ち続けていたからに他ならない。



大学の4年間は、別に人生のバカンス期ではない。

これはこれで人生の競争をしていると僕は思っている。



散髪屋さんの例をあげたように、
コンテスト、つまりテストだけで見える部分はほんの一部分だと思う。


日ごろの努力ってのは、
それ以上に圧倒的なその人のバックグラウンドを形作ってくれるに違いない。


人生が仮に80年間だとすると、そのうちの5%が大学生活だ。


しかも、
社会に出る前の重要な5%をどう使うかってことは、
社会に出てから人生に大きな影響を与えることは間違いないだろう。


大学院だとその割合がもっと増えてくる。



今、
世の中で活躍している社長たち、

ソフトバンクの孫社長、
ワタミの渡邊会長、
ユニクロの柳井社長‥

誰を見てもいい。



多くの成功者たちは非凡な大学生活を送っている。


普通の大学生活を送っていて、
「ビッグになる。」って言ってもなーってことになる。



多くの僕のサラリーマンの友達が

「俺もいつか会社をやめようと思ってるんだけど…」とか

「上司のせいで俺は冷遇されている。」とかってことを話してるのを何度も聞いた。

結局、みんなそのままの生活を送っている。



そいつらの話を聞いてるたびに思う。

やり手のヤツなら、会社をやめようと思ってるんなら「いつか‥」は使わない。

やり手のヤツなら、「上司のせいで‥」とか面倒なことは話さない。

現にやり手の友達はそんなこと言わずにバリバリ、生気をみなぎらせて仕事している。



「俺なんか、大学のときに結構無茶して遊んでねー。」

「大学のときは飲みまくってねー。」

「勉強なんかやるわけないじゃん。」

ってなわけのわからないバカみたいな自慢してるヤツになって欲しくないと思う。



「大学は人間関係を学ぶところだ。」

うん?

友達と遊んでることを言い変えてるだけでしょ?

って思うよ。



君は大学時代に君は何をしてきたの?

「胸をはってがんばってました。」


ってでかい声で言える人間になって欲しい。

そういう人間になって欲しい。




社長が一人選ぶって言ったときに真っ先に名前が挙がるような生き方をしてほしい。

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