スポーツ選手でよく、
「かねてからの夢だったメジャーに挑戦したいと思います。」
とか、
「いずれは海外に挑戦したい。レアルに入りたい。」
とか、よく聞く。
昔からよく聞く。
それを、チームのお偉いさんとかが必死で止めて、
「チームのために」って残る人と
「チームには感謝しています。」って涙を流して出て行く人といる。
僕にはこの気持ちがまったくわからなかった。
よっぽどのトップレベルの人なんだと。
よっぽどの天才なんだ、と。
そういう人の領域なんだと思っていた。
自分の力を試したい??
自分一人でやってみたい??
自分の力がどこまで通用するか試してみたい??
自分の理想を追い求めたい??
僕には今いるチームのメンバーとフロントととにかく一つのことを成し遂げることの方が
自分の力を試す何倍も価値のあることなんじゃないだろうか。
陸上選手や水泳の選手のように、自分との戦いなんじゃないか。
変化のある中でみんなとやる、あの空気が僕には向いているんじゃないか。
そう思っていました。
社会に出ても同じ。
自分で独立する気持ちが全く分からない。
だれかのために一体となりがんばっていくのがかっこいい。
自分との戦いなんて、別に望んでいない。
そう思っていました。
じゃぁ、どうして僕は独立を考えたのか。
自分の力を試したい??
→ 違う。他にすごい人なんてたくさんいるし、その人と対等に戦おうとなんて思っていない。
自分一人でやってみたい??
→ 違う。みんなで一つのベクトルを向き達成感を共有したい。
自分の力がどこまで通用するか試してみたい?
→ 違う。そんなのは今の環境でも十分試すことができる。
自分の理想を追い求めたい??
→ これも違う。もちろん今の環境に不満と不安はあるが、
そこまで理想というものを追い求めているわけではない。
じゃぁ、なんなの??
実はこれ、独立するって決めてからずっと疑問だった質問です。
今年、やっと答えが出た。
うん、納得もできる。
納得もさせられる。
・・・つづく。
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